自分が提出した資料に対して、
大先輩に「これだと、誰に何を伝えたいか分からない。
読み手の気持ちを考えたことある?
こういうところに、あなたの生き方が出るよ」
と言われたことがあります。
今までそんな言葉で、自分に向き合ってくれる人もいなかったので、こういう伝え方はすごい嬉しいし、頑張れると思いました。
あと、自分のこういういい加減なところに生き方が出るのかと気付かされました。
これじゃあ、ダメ、何をいいたいのか分からないから作り直し。
ただ、やり直しという人、間違いは自分で気づけスタイル。
こことここが間違ってるね、ここはこうしたほうがいいよ。
ミスをしっかり教えてくれるスタイル。
いろいろな伝え方をしてくる人はいたが、この大先輩の場合は、相手にそれでいいのかと、問いかけるスタイル。
どれが正解とかはないが、「問いかけるスタイル」が一番心が動いた。
答えだけを教えてくれるのが一番楽だ。
仕事は進むし、こちらのストレスなしでできる
問いかけるスタイルは、仕事も進まなくなるし、お互いにストレスがかかるし、時間はかかる。
だが、一番伸びしろがある。
多くの場合、目の前のタスク処理でいっぱいいっぱいになってしまい、考える時間が取れず、なぜそうなのかを理解せず、それはそういうものという認識でいる。
確かに早く仕事を覚えたほうがいいが、そういうやり方をしていると他の仕事での汎用生がなくなる。
なぜそうなのか?
を本質的に理解してると、それを何にでも置き換えて考えることができるようになり、柔軟に何ごとにも対応できるようになる。
極論、会社にとっては、仕事さえできれば誰でもいい。
しかし、それだとと会社の仕事しかできない人になってしまい、その仕事以外はできない人になってしまう。
昔ならよかったかもしれないが、今の時代やってる仕事がどうなるかなんて分からない。
逆に問いかけられ、考える時間もしっかりとることができれば、その会社以外の仕事もそうだし、遊びや恋愛などあらゆるところで効果を発揮する。
同じ時間で、
自分の視野が広がり、
選択肢が増え、
仕事で学んだことが遊びや恋愛で活かせれば、
今よりもっと自分の人生が豊かになれる。
だったら、どちらを選択するか?